マイク方式音圧MFBアダプター 

  Proxima   
MFB−3000      "新製品"
                               本体価格:¥321,840(税込)
                        センサー部別売価格:¥54,000(税込)
                                          

MFB-3000

 スピーカー振動板の前に音圧センサー(エレクトレットコンデンサーマイク)を設置し、その出力信号をパワーアンプにフイードバックすることによって、低音の領域で「MFB(モーショナルフイードバック)」とする、アダプターのセットです。MFB−2000の改良版で音質、使い勝手が大きく改良されました。センサーマイクが2個付属しています。

MFB−2000からの主な改良点

◆回路上のポイントには弊社製スケルトン抵抗器、7N配線材を採用致しました。
◆筐体内面の高音質化処理をプラス
◆スイッチパネルの操作がより直感的に分かり易く、見やすくなりました。
◆センサーの取り付け方法が大幅に変わり、セッティングが容易で精度が上げやすくなりました。



その効果は

1.加速度型の検出器(音圧センサー)なので、10dB〜15dBのフイードバック量により、低音の領域を驚異的に広げます。
2.フイードバックの量だけ低音の歪みを減少します。
3.過渡特性が改善され、立上がり、立下がり特性が向上します。
4.低音の歪みが減少すると、中音、高音の領域を汚染していた「低音の歪み成分」が減少し、中・高音の純度がよくなります。

センサー部 センサーの取り付け等

 センサーの取り付けは、付属のセンサーバーとセンシングブロックをスピーカーボックスに固定するだけなので、スピーカーユニットの工作等は一切不要です。
 また、電気回路のアダプターはプリアンプとパワーアンプの間に設置するだけです。したがって、センサーとアダプターを取り外せば、完全に元に復元します。
 調整は内蔵の「信号発生器」と「レベルメーター」を使用して、マニュアル通りに実施すれば、容易にに完了します。

【雄大な低音のスケール感】
【ウーハーのボンつき感の排除】
【すっきりしたベースのピチカート】
【中音・高音の鮮やかさがもたらす音の品位の向上】
など、低音の革命とも言える新技術です。

 このように「現用のスピーカー、アンプをそのまま使用してMFBを実施できる」のがマイク方式音圧MFBの大きな特長です。


その他の事項
@
スピーカーシステムは密閉型に限定されます。バスレフの場合はポートを塞いで、密閉型として使用してください。
A
対象のユニットは20cm以上の口径のものが望まれます。小口径では必要な音圧が出せないばかりか低域での位相の進みが大きいため、MFB制御が上手く掛からないことがあります。
B現時点で標準仕様は以下の様に決定しました
センシングバー・・・黒アルマイト棒(10φ)
センシングブロックと2個の支持ブロック・・・透明アクリル
(但し、センシングバーはユーザーご自身で作製されても構いません)

参考資料:
@ MFB−3000 取扱説明書(約1.4MB)、関連資料総てが含まれる詳細技術資料です。
ファイルが大きいのでダウンロードに時間が掛かることがあります

A MFB−2000カタログ
BMFB基本解説書 「音圧MFBにトライ」
C「MFB−2000使いこなしメモ」